2016年9月21日水曜日

料理人の戯言 6

戯言第6弾は、《牛肉》Bœuf

について書いていこうと思います!!!!🐮🌸

ビーフステーキと言えば🇺🇸アメリカ🇺🇸でしょ!!!
と、感じる方が多いと思いますが、

実は、🇫🇷フランス🇫🇷では「国民食」として愛されています。

フランスでのビーフステーキの感覚は「ごちそう」「特別」などではなく

【仕事の合間に気軽にカフェなどでサクッと食べる】

という感覚で、身近に牛肉🐃を感じている国なんです。

いわば、『庶民の肉』。

日本で言う「🍛カレーライス🍛」や、「🍜ラーメン🍜」といったところでしょうか。

🇺🇸アメリカ🇺🇸や🇦🇺オーストラリア🇦🇺でもステーキは愛されていると思いますが、

グレービーソース、塩のみ、マスタード等簡単なソースがしばしば・・・。ですよね。

単純な中にも美味しく食べよう」という意識がとても高く、凝ったソースと合わせて食

する事が多い🇫🇷フランス🇫🇷には料理人の端くれとしてはとても学ぶ事が多いなぁ~🌟

今回は、🐮🌸【赤身肉】🐮🌸の事だけを重点的に少しだけ書いていきます。

その前に、基本的な牛の部位を紹介します。部位の分け方は国によって異なります。

☟☟☟☟☟☟☟☟☟☟☟☟☟日本のカットチャート☟☟☟☟☟☟☟☟☟☟☟☟☟☟


①ネック  ②肩ロース ③リブロース ④サーロイン ⑤ヒレ ⑥らんいち ⑦外もも
⑧内もも ⑨しんたま ⑩ともバラ ⑪肩バラ ⑫肩 ⑬すね




☟☟☟☟☟☟☟☟☟☟☟☟☟フランスのカットチャート☟☟☟☟☟☟☟☟☟☟☟☟☟☟














と、まあざっとこんな感じで分けられます。

部位によって適してる調理方法が様々です。(←書き出したら限りがないので少しずつアップしていくことにします😆)


🐮🌸【赤身肉】🐮🌸



栄養バランスがとても優れていて、脂肪が少なく、

タンパク質と鉄分が豊富でカロリーが低い!!!!

和牛のともバラが100g当たり518kcal あるのに対して、赤身肉は184kcal。

🐔ローストチキン🐔よりも少なく、

コレステロール値は🍳卵🍳の1/6。

調理した鶏胸肉の1/2 。とされています。

赤身肉で特に注目すべきは、【鉄分】!!


肉に含まれている鉄分は吸収力の高い『ヘム鉄』。


(植物に含まれる鉄分は「非ヘム鉄」と言われています。)

※※ヘム鉄の吸収力は10%~20%    非ヘム鉄の吸収力は1%~6% ※※

👦👧成長期の子供👦👧にとって健全な脳の形成に不可欠な栄養素で、記憶力、集中力の向上に良い

👵👱お年寄り👵👱にとっても、ボケ防止などにも欠かせないものです。


そして、めまい、動悸、貧血の症状がおさえられる効果があります。


鉄分は、赤血球の中にあるヘモグロビンに乗って、


酸素を体内に運ぶ役割を持っています。


無理なく鉄分とタンパク質を摂取出来て、低カロリー、低コレステロールの赤身肉は、

全ての人にうってつけの食材ですね!!


🇺🇸アメリカ産、🇨🇦カナダ産の牛肉は
程よく脂肪がはいっていて脂身を好んできた日本人には食べやすいお肉です。

🇳🇿ニュージーランド産の牛肉は、赤身肉のヘルシーさが特徴のあるお肉で、筋トレをされて

いる方々にもおすすめのお肉です。

ちなみに、ニュージーランドは【BSEの無い国】と言われていて、

欧州食品安全機関の基準で最も安全性の高い認定を受けていて、

ホルモン剤などの抗生物質は基本投与していないそうです。🐃🐃🐃🐃🐃🐃


病気治療のためだけ使用した場合は識別され管理されるそうです。


徹底してますよね~🌟安心して食せますね😆

🇲🇽メキシコ産の牛肉は赤身肉本来の、旨みが濃く、なおかつ脂肪が適度にのっています。

ほんの1部の国の赤身肉を紹介させていただきましたが、

それ以外にも国だけでも凄い事になってしまうのでこのへんで止めときます(;・∀・)

個人的に、ニュージーランド🇳🇿のお肉を食べて頂きたい!!
今まで食べていた赤身が如何に脂身が多かったか!(笑)

ちなみに、流行っている熟成肉というのは

サクッと言わせてもらうと、海外のお肉はほぼ熟成されています。

基本、出荷する前にある程度熟成段階を経てから食肉となり、

出荷されているんです!(う´ω`し) (う´ω`し) (う´ω`し)🐮

国産のお肉は別ですね。

ということで、
ホントにサクッと説明をさせていただきました!

もっともっと知っていただきたい事が

たっっっっっっくさんあるのですが

長くなってしまったので、このへんで止めときます(~ω~;)))